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『アウトサイダー』 でStayGoldだ [映画のこと]

1983年のアメリカ映画 『アウトサイダー』 を紹介します。
原題は 『The Outsiders』。
監督はフランシス・フォード・コッポラ。
出演はこんな人たち。

C・トーマス・ハウエル
マット・ディロン
ラルフ・マッチオ
パトリック・スウェイジ
ロブ・ロウ
エミリオ・エステヴェス
トム・クルーズ
ダイアン・レイン
トム・ウェイツ(!)


若者たちの青春と葛藤を描く名作です。
今はもうなくなってしまった映画館で当時中学生だったわたしの心に
確かにグサリとナイフが音をたてて刺さったのを覚えてます。

映画の後半、主人公ポニー・ボーイが朝焼けを見ながら
ロバート・フロストの詩を暗誦するシーンがあります。
わたしはこのシーンが大好きです。


Nature's first green is gold,
  Her hardest hue to hold.
  Her early leaf's a flower;
  But only so an hour.
  Then leaf subsides to leaf.
  So Eden sank to grief,
  So dawn goes down to day.
  Nothing gold can stay.

               by Robert Frost


 みどりなす自然の いぶき
 きびしいさけびを秘めて 純金
 芽ぶく葉は 花ひとつ
 だが それも たまゆら
 やがて葉は葉と落ちて
 エデンの園は 悲しみにしずみ
 かくて夜明けは 日に移る
 輝くものは輝きのままにとどまらず

              ロバート・フロスト


わたしはいつまでもGoldでいたいと思いました。

Stay Gold です。

Stay Gold だ。


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『アイアン・ジャイアント』 で泣こう [映画のこと]

きょうは 『アイアン・ジャイアント』 というアニメ映画を紹介します。
1999年のアメリカ映画で、監督はブラッド・バード。
この監督は後に 『Mr.インクレディブル』 (これもよかった) を撮ったひとです。

イントロ部分のみ簡単に。




  舞台はソ連の人工衛星スプートニクに全米が揺れた1957年、アメリカはメイン州。
  嵐の夜、突如宇宙から落下した巨大ロボット。
  母とふたり暮らしの9歳の少年ホーガースは、森の中でこの巨大ロボットと出会う。
  ロボットは、落下の際に受けた衝撃で記憶を失っており、自分が何者か分からない。
  ホーガースはロボットが知りたがるままに言葉や世間の慣習を教え、友達になるが・・・




6~7年前、わたしはこの映画を家でひとりで見たんですが、泣かされました。
見事に泣かされました。
バケツ3杯泣かされました。
ウグっウグっと声を出しての号泣でした。

笑わせて、ハラハラさせて、泣かせて、そして最後の最後は・・・の予感・・・
ってとこがニクイじゃありませんか。

この冬休みに家族みんなで、泣き虫なあなたはコッソリひとりでどうぞ。


ちなみに、あとでこの映画を観たレレちゃんの感想は
『どこで泣いたらええんか、ようわからん』 -でした。
女性よりも男性へのアピールのほうが強いのかもしれませんね。


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『トイ・ストーリー3』 が楽しみ [映画のこと]

わたしはピクサーのアニメが大好きなんですが、なかでもいちばん好きなのが
『トイ・ストーリー』シリーズです。
一時期もめにもめていたディズニーとピクサーですが、ディズニーがピクサーを
買収するという形で平和的に決着したのは記憶に新しいところです。

さあ、いよいよみんなが望んだピクサー製作での『トイ・ストーリー3』。
ウッディ役のトム・ハンクス、バズ役のティム・アレンの参加も決まりました。
公開予定は未定ですが、いまから楽しみです。

また、あのウッディとバズに逢える!


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ティム・バートンが好き [映画のこと]

私の大好きな映画監督、ティム・バートンを紹介します。

1958年 アメリカ カリフォルニア州 バーバンク生まれ。
ディズニーのアニメーターを経て映画監督となった彼の作品は
ひとことで言えば-大人の童話-。
ストーリー、役者、セリフ、アートワーク、音楽・・・どれをとっても
そのすべてがファンタジックですてきなんです。

※ 私の好きな作品

   『チャーリーとチョコレート工場』 2005年
   『ビッグ・フィッシュ』 2003年
   『ジャイアント・ピーチ』 1994年
   『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』 1993年
   『エドワード・シザーハンズ』 1990年
   『バットマン』 1989年
   『ビートルジュース』 1988年

それぞれの作品については、いつもどおり、あえて詳しく語りません。
すべての映画ファン、夢見る大人たちに観てほしい・・・そんな作品ばかりです。
さあ、あなたも彼のイマジネーションの爆発にぶっ飛んでみませんか?


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『LENS』 で笑おう [映画のこと]

私をいちばん笑わせてくれるひと・・・
それは小林賢太郎さんです。
きょうは 『LENS』 というDVDを紹介します。

作・演出 小林賢太郎(KKP)
出演 小林賢太郎、大森南朋、久ケ沢徹、犬飼若浩、西田征史
音楽 椎名林檎


このDVDはラーメンズの小林賢太郎氏率いるKKPの第4段公演 『LENS』 という
舞台劇をそのまま映像化したものです。
もともと小林氏が出演した椎名林檎ちゃんの短編キネマ 『百色眼鏡』 の世界観をふくらませ
小林氏が書き下ろした作品で、音楽を林檎ちゃんが手掛けています。

舞台となるのは大正末期。
推理作家志望の書生と、超常現象を専門に扱う警部が
幽霊が出ると噂される図書館で起こった書籍盗難珍事件の謎に挑みます。
小林氏ならではの笑いを随所に盛り込みながら
見事なストーリーテリングで構築された本格的推理ドラマ。

クスクス、プッ、ブフッ。
面白く、おかしく、そしてあったかい。
オープニングからくラストまでいっきに魅せてくれます。
多くは語りません。
興味のあるかたはぜひ観てみてください。


ところで先日、千秋楽を迎えたKKP第5弾作品 『TAKEOFF ~ライト兄弟~』 。
音楽は私が大好きなLOSALIOSが担当しています。
チケット買い逃したので、こちらもDVD化が待ち遠しい限りです。


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『12人の優しい日本人』 で笑おう [映画のこと]

私は映画が大好きです。
今日は 『12人の優しい日本人』 という映画を紹介します。

脚本は三谷幸喜さん。
同氏が主宰の劇団、東京サンシャインボーイズの舞台劇を映画化したものです。

- もしも日本に陪審員制度があったら? -

ある殺人事件の審議のために12人の陪審員が集められた。
職業も年齢もバラバラな無作為に選ばれた12人。
被告人が若くて美人だったことから審議は概ね無罪で始まり、すぐ終わるかに見えた。
しかし、討論好きの2号が無罪の根拠を一人一人に問い詰めたことから有罪派と無罪派とに
分裂、さらに陪審員達の感情までもが入り乱れ、審議は意外な展開へ・・・。

と、まあ、こんなかんじです。
いわゆる密室劇で、話のほとんどが会議室の中で進むシチュエーション・コメディです。

楽しみ方① 登場する12人にはそれぞれ年齢や職業などの細かな設定があるんですが
        これは映画を観終わったあとでご覧になることをお勧めします。

楽しみ方② 当時ほとんど無名だった豊川悦司さんが出演しています。
        このひとの演技にも注目です。

楽しみ方③ 元ネタは1957年のアメリカ映画 『十二人の怒れる男』 です。
        興味のある方はこちらもどうぞ。
        喜劇ではないんですが、けっこう面白かったですよ。


三谷さんの作品はどれも大好きなんですが、なかでもイチオシはこの作品です。
これまで4、5回は観たと思いますが、そのたびに笑わせてくれる・・・そんな一本です。
凝った作りですが、マニアックではありません。
時間と興味のある方はぜひ観てみてください。


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